イタリア万華鏡

イタリア好きのFrancescoが いろいろな面からイタリアという世界を展望します。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • [No Tag]
  • トラックバック(-) |
  • コメント(-) 

ベルルスコーニの再登板なんて・・・

本当にイタリアは大丈夫かなあ。

先日のイタリア総選挙の結果です。

イタリアにいたときにも、周囲の大学人は、皆、ベルルスコーニを嫌っていたけど、なるほど困った人のようだしなあ。失言もいろいろあるし、なにより自分の儲けのことしか考えていないみたい。

最近読んだ井上ひさしさんの『ボローニャ紀行』にもいろいろ書いてあった。
少し、引用してみようかな。

1. シルヴィオ・ベルルスコーニは民間テレビ局を三つも所有する実業家で、「メディアの帝王」という異名を奉られています。二〇〇一年の総選挙の前、彼は、マフィアとの癒着、脱税、政治家や裁判官や財務警察への賄賂、それから資金洗滌など。十四件の裁判を抱えていました。これだけでもすごいところへ、殺人共犯容疑が加わるのですから、なにがなんだかわからない。(p.96)

2. 首相になってからのベルルスコーニがまたハデで、たとえば、国の赤字を埋めると称して、国宝級の文化財を含む国家財産を売り払おうとしたり、一定の反則金を収めれば脱税を赦免する法律をつくろうとしたり、自分と自分の側近を有罪判決から救い出すことだけを目的とする「特定個人向け法律」を定めたり、やりたい放題をやっています。(p.97)

3. 彼が首相になって最初にやったことは自分の利益をはかることでした。相続税や贈与税の廃止は、別荘を自分の子供に譲るためでした。また、企業粉飾決算を罰しない法律をつくったのも、自分の傘下の企業の粉飾決算をごまかすためでした。(p.206)

4. ベルルスコーニは、「イタリア人は、わざわざ劇場に行く必要はない。わたしが持っているテレビ局の番組を観ていれば、それで十分ではないか」などと放言して、この国の舞台芸術文化を破壊してしまいました。(pp.217-218)

5. ベルルスコーニの五年間で、イタリアは地獄に近い国になりました。(p.218)


こんな人が首相に再登板して、イタリアは、本当に、大丈夫なのかなあ・・・・。



ボローニャ紀行
ボローニャ紀行
posted with amazlet at 08.05.04
井上 ひさし
文藝春秋
売り上げランキング: 365
おすすめ度の平均: 5.0
5 個人と国家のあり方を考える最適な一冊
5 やってくれましたね~
5 ボローニャ
4 重層的に読み解いてみよう!



スポンサーサイト
  • [No Tag]

コメント

コメントの投稿

管理者のみ表示。

トラックバック

トラックバックURL
http://assisi.blog84.fc2.com/tb.php/79-abd0e296

左サイドメニュー

プロフィール

Francesco

Author:Francesco
ふとしたことからNHKTVイタリア語を学び始め、一年後にイタリアに二週間個人旅行をして、イタリアが好きになりました。さらに語学学校でイタリア語を習ったあと、一年間フィレンツェに住んだことがあります。その後も、仕事関係でたまにイタリアにいくようになりました。向こうで経験したこと、日本で本を読んだりして考えたことなどを綴っていこうと思います。

FC2カウンター

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最近の記事

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

右サイドメニュー

ブログ内検索

フリーエリア

Amazonco.jpへのリンク

FC2チャット

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

QRコード

QRコード

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。