イタリア万華鏡

イタリア好きのFrancescoが いろいろな面からイタリアという世界を展望します。

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Scusi! --- Di niente!

今日、地下鉄の中であったこと。

電車が発車寸前にハッと気づいて焦って降りていく若い女性。

傘が私の膝にあたる。

何も言わない。

もう、日本では当たり前の風景だけれども、イタリアでは全然違う。

必ず、Scusi!(ごめんなさい)、Di niente!(何でもありませんよ)といった会話が生じる。気持ちがいい。

それは、Grazie!(ありがとう)とPrego!(どういたしまして)でも、同じこと。

ある本にこのことが書いてあった。


どんな小さなことにでもぱっと「グラツィエ」と言えるし、すぐに「プレーゴ」と返せる。そうやって一日に何度でも飽くことなく、いわば言葉のスキンシップをして、人と人との間にわだかまるさまざまな距離を一つずつ縮めて日々の生活にうるおいを与える。ちょっと大げさにいうと、ああ、人間に生まれてよかったな、みたいなちっちゃな相互確認をどんどんえんえん続けるのだ。
(岡本太郎 『みんなイタリア語で話していた』 p.15 2001年 晶文社)


次の指摘も大事だと私は思います。



知った顔に出会ったときは言うまでもないけれど、商店でもレストランでも他者の領域に足を踏み入れる時も、そこから踏み出す時も必ず「ブォンジョルノ」か「ブォナセーラ」を言う(これも「グラツィエ」と「プレーゴ」同様、一度覚えると言わない方がもどかしいような気になるから不思議だ)。礼儀正しいはずの日本人が、見知らぬ他人や自分が目下と判断した相手に対しては急にまるで無作法になったりするのとは対照的だ。(同書 p.16)


みんなイタリア語で話していた
岡本 太郎
晶文社 (2001/04)
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Author:Francesco
ふとしたことからNHKTVイタリア語を学び始め、一年後にイタリアに二週間個人旅行をして、イタリアが好きになりました。さらに語学学校でイタリア語を習ったあと、一年間フィレンツェに住んだことがあります。その後も、仕事関係でたまにイタリアにいくようになりました。向こうで経験したこと、日本で本を読んだりして考えたことなどを綴っていこうと思います。

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